テエラノ

スタバとかでパソコン開いて仕事したい人生だった

群発頭痛患者のブログ -群発頭痛とは-

 

こんにちは、いい人やめます党のテエラです。

 

わたくし、365日中350日は頭痛。
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の三種類を網羅している頭痛のプロです。

 

その中でも、今回は、私が中学生の頃から患っている群発頭痛についての記事です。

 

まだ謎の多い病気なので、

群発頭痛とは何なのか
・いち群発頭痛患者としての経験談
・私がどのように発症し、どんな治療法を試し、どんな薬を使って付き合ってきたか
・私が勝手に考えている群発頭痛になりやすい人
群発頭痛の原因について

など、これから数回に分けて書いていきたいと思います。

 

どこかの誰かのお役に立てたら嬉しいです!

 

 

群発頭痛の特徴・症状

群発頭痛(ぐんぱつずつう、Cluster headache)は、強烈な痛みを生じる頭痛発作を特徴とする、一次性の(ほかが原因ではない)頭痛のひとつである。痛みの特徴としては一側性で眼窩部を中心とする激痛が、一定期間(群発期)に集中しておこり1日の間に発作を何回も繰り返すことにある。視床下部の機能異常が関与していると考えられている。

群発頭痛『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より
2019年8月25日 (日) 06:12 UTCの版
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E7%99%BA%E9%A0%AD%E7%97%9B

 

分かりやすく言い換えると、

・(腫瘍などの)はっきりとした原因はない

・痛みは(だいたいは)右側か左側のどちらか一方

・一定の周期を持ち、一定期間集中して起こる

・激しい頭痛

です。

片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛を三大頭痛と呼びますが、他の二つに比べて知名度は低く、患者数も少ないです。

 

群発期について

群発頭痛の大きな特徴は、この群発期です。

群発期とは、頭痛が一定期間集中して起こる期間のことを指します。

群発期の間はほぼ毎日、もしくは1日に数回、激しい頭痛に襲われます。

群発期の期間・周期については個人差がかなり大きく、私がこれまで聞いたものも様々です。

具体例
・Aさん→群発期は2カ月、周期は1年

・Bさん→群発期は1カ月、周期は半年

・Cさん→群発期は1カ月、周期は2年

また、周期や群発期の期間が一定ではない方や、群発期がだらだらと続いているという方のお話も聞いたことがあります。

 

群発頭痛患者の経験談

ここまで群発頭痛について、ちょっとよそいきに書きました。

こういった情報はウィキペディアや頭痛外来のページなどで読めると思いますので、ここからは砕けた表現で、私自身の経験談を。

あくまで私の場合なので、全ての群発頭痛患者にあてはまるわけではないことをご了承くださいね。

 

痛みについて

群発頭痛

めっちゃ痛いです。

いやもう、痛いとしか言いようがないです。

私の場合、陣痛~出産の方がマシでした:;

 

私が痛むのは右側なんですが、右側のうなじのあたりから、右目の眼球の裏?のあたりに、太くて重い杭のようなものが撃ち込まれていて、それをカナヅチで力いっぱいゴンゴン叩かれているような痛みです。

自分で言っててもよく分かりませんが、文章にあらわすとしたらそんな感じです。

 

頭痛が去っても、群発期の間はその杭のようなものがずっと頭蓋骨に刺さっているような感じで、じんじんと存在感を主張して、ずっとぼーっとした感じになります。

 

ひとたび群発頭痛が起こると、何もできなくなります。

ショッピングセンターのトイレで身動きが取れなくなって、周囲の方に助けてもらったこともあります…。

 

一般的に頭痛と言われて想像する痛みをはるかに越えているので、頭の中は、「痛い!!」で埋め尽くされて、他のことが考えられなくなります。

 

誰かに話しかけられてもうまく考えられなかったり、答えられなくなります。

 

右目から涙がボロボロ出て、鼻水も止まらなくなります。

 

光や音にも過敏になります。

 

かといって、寝ていられるような痛みではなく、じっとしているのがつらく、まだ何の対処法も知らなかった頃は、号泣しながら自分で自分の頭を殴ったり、壁に頭を打ち付けたりしてました。

頭の内部の痛みに比べれば、外部に与える痛みの方がよっぽどマシだからです。

 

群発期の心境について

群発期の期間は、明日が来ることが怖くなります。

夜に眠って、朝が来たら、またいつもの時間にあの頭痛が来ると思うと憂鬱でたまらなく、かといって逃げることもできず、絶望でした。

また、そんな自分が情けなく、家族や職場に迷惑と心配をかけることが申し訳なかったです。

そんな感情にもひたすら耐えるしかなく、別名自殺頭痛と呼ばれるのも納得の日々でした。

 

知ってほしいこと

たかが頭痛、されど頭痛。

世の中にはこんな妙な種類の頭痛があることを知ってもらいたいです。

私もこれまで、ただの頭痛でしょ?という言葉や態度をいくつも食らってきました。

また、毎日?同じ時間に?と、不審がられ、仮病を疑われたこともあります。

毎日(だいたい)同じ時間になんて、私自身が一番変だと思ってるし、信じられない気持ちでいます。

もし家族や周囲にこのような症状の方がいたら、どうか群発頭痛のことを思い出してほしいです。

 

長くなったので、私と群発頭痛の歴史についてはまた別記事で書きたいと思います!