テエラノ

スタバとかでパソコン開いて仕事したい人生だった

痔の手術をした話 第4回 ~手術~

 

こんにちは、テエラです。

いよいよ手術についての回です~

あくまで個人的な感想なので、
みんながみんなこうというわけではないことを念頭に
お読みください。

先に言っておきますが、
私はめっちゃ痛かったのでw、
痛くなかった!という体験談をお探しの方は
読むことを勧めませんw!!

 

病院到着

同意書を提出して、着替えへ。

下半身を、靴下とパンツ以外脱いでもらいますが、
検査着いりますか?と聞かれる。

さすがにパンツ1枚ではいたくないので検査着を借りることに。

かぶるタイプのチュニックでした。

もし最初からチュニック丈のものを着てれば検査着はいらなかったですね。

 

手術前

手術台にうつ伏せに寝頃がり、タオルをかけられた下で
検査着をめくり上げられ、パンツは足首まで下ろされ、
お尻丸出しスタイルに。

点滴、血圧、あとなんか指先挟むやつなどの準備をされます。

あと電気を逃すシート?なるものを太ももあたりに貼られる。

電気?とちょっとビビる。

感覚を鈍くするスプレーしますね~とお尻にシュッシュされる。

しばらくするとカァ~と熱くなったけど痛くはなかったです。

 

手術開始

どこからが手術か分からないんですがw

寝転んでた寝台がウィーンと動いて、
体を「く」の字に折り曲げるような体勢に自動的になります。

婦人科のあの自動椅子に比べればまだ恥ずかしくはない…と思っていたら
入室した先生に、
手術箇所がよく見えるように、
左右のおしりを開くようにして(多分)手術台とテープで止められて、さっそく屈辱的な気分になる…

しかし心を無にして耐える。

「麻酔の注射するのでチクっとしますよ」

と言われて、さっきシュッシュのスプレーされたけど、
おしりに感覚は全然あって、

(えっ、これ大丈夫? もう始まるの?)

と思ってるうちにブスリ。

痛い。めっちゃ痛い。

思わず体中に力が入って、「いた~い」と言ってしまう。大人なのに。

体が勝手にビクッとしてしまうのを、動かないでくださいね、と言われるのにイラッとするほどには痛い。

3,4回? 5回?ぐらい、ブスブス…おしりの穴の近くに麻酔の注射…

だんだん効いてきますからね~と言われるものの、

(じゃあ1本目が効き始めるまで待ってから2本目以降打ってくれないものか…)

と殺意を抱くほど痛い。

注射攻撃がおさまって、ぐったりしてると、なんかおしりをぐにぐにされてる感覚がある。

痛くはないけど何かされてるのは分かる感じ。

太ももが濡れてる感覚もあって、もしかして血…なのか…と考えかけてまた心を無にする。

っていうか麻酔の注射が痛すぎて、今はもう麻酔効いてるのかもしれないけど、
体が構えてしまってずっと怖いし痛い気がする…

なんか、ジュ、って焼くような音がするけど、ひたすらぐったり。

しばらくして、

「今、外の大きいやつひとつ取りましたからね」

と言われるけど、ぐったりしすぎて、ハイ…と答えるのがやっと。

「これね」

といきなり顔の横に持ってこられて見せられてびっくりしたけど
びっくりする元気もなく、ハイ…という塩反応をしてしまう。

「じゃあ中のやつに注射しますね」

と言われて、注射という単語がすでにトラウマになっていて、

「痛いですか…?」

と尋ねるものの、声が小さすぎて先生に聞き取ってもらえず、
そばにいたスタッフの女性だけが聞き取ってくれて、

「はい、少し…」と言われ絶望。

だっておしりの穴のあたりでさえ
めちゃくちゃ麻酔効いてるって感じじゃなかったんだから、
中はさらに感覚あるんじゃあ…という予感がする。

案の定注射をされるけど、痛い。

麻酔の注射よりはマシだけど、
重くて鈍い痛み…

「いた~い」とまた半泣きで呟きつつ、
何度かの注射が終了。

最後に痛み止めの座薬が入れられました。

「終わりましたよ」

と言われて、めちゃくちゃに体に入ってた力がやっと抜ける。

強張りすぎて変な汗いっぱいかいて暑いぐらいでした。

先生は退室して、後の処理をスタッフさんがしてくれてる間もぐったり。

「痛かったですか」と気遣いの声をかけられ、
「痛かったです~」と泣き言を漏らす。大人なのに。

てきぱき拭かれてパンツも履かされて、

「立てますか?」

(えっ、もう立つのか…)

と戸惑いつつも意外と動けるし立てた。

ただ重めの生理痛みたいなズーンとした痛みが下半身全体にありました。

 

多分先生が入室してから手術が終わるまで、15~20分ぐらいだったかなぁと思います。

 

術後の診察

着替えを終えて、診察を待つ。

手術したばっかりなのに、普通のソファに座るのが怖い。

考えたら、肛門科なんだし、全ての椅子が円座クッションであればいいのに…と思う。

診察に入り、

・アルコールは取らない
・今日は入浴しない、シャワーはOK
・刺激物は食べない
・痛み止めの座薬を入れてるので30分ぐらいはきばらない

などなどの注意事項を聞く。

「明日、診察来れますか?」

(えっ…今すでに痛いのに明日も来なきゃいけないのか…)

「無理なら別の日でもいいですよ」

(でもやっぱり手術後の経過は診てもらった方がいいしな…)

「いえ、大丈夫です…」

ということで、翌日も診察の予約を入れて、

あとは
・痛み止め
・便をやわらかくする薬
・胃薬
・とんぷくの強い痛み止め
・塗り薬

をもらって帰宅。

距離にすれば2駅なんですが、
駅構内を歩いたり、駅から家までのみちのりが、
め~っちゃくちゃ遠く感じました。

ジンジン、ヒリヒリ、手術したところの痛み、
重たい生理痛みたいなズーンとした下半身のつらさを引きずって、
どうして私がこんな目に…と嘆きながらとぼとぼ歩きました。

今私にぶつかったら殺す…という目つきで、
慎重に慎重にとぼとぼ…

この時点では、手術前までの決意はどこへやら、
こんなことなら手術しなければよかった…
選択を間違えた…
という後悔の気持ちでいっぱいでした。

 

 

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