テエラノ

スタバとかでパソコン開いて仕事したい人生だった

腐女子が「おっさんずラブ」を厳しい目で見たネタバレ感想 6話

 
こんにちは、腐女子歴25年のテエラです。
 
6話、ジェットコースター展開でついていくのがやっとでした…。
 
ラストの数分でそれまでの記憶全て消去されるような…そんな回でした。
 
最終話に向けて、興奮と「は?」を最高潮まで高めて放り出された6話、ネタバレ感想いきまーす。
 
 

カミングアウト失敗?

 
はるたんのカミングアウトに、思わず部長室を飛び出してきた部長。
動揺しながら、「今何て?」と尋ねます。

乙女の勢いで部屋飛び出してきたけど、必死に部長の体で聞き直してる…涙ぐましい…

瀬川さん「付き合ってるんですって、春田くんと牧くん」
主任「春田が今カミングアウトしました!」

めちゃくちゃ動揺しながらも、ブラボー!と賛辞を送りながら部長室に帰っていく部長。
営業所内も祝福ムードで、拍手が溢れます。

しかし、どこか落ち着かない様子の牧くん。

牧くん「いや、すみません、俺ちょっと意味が分からないんです」

お客様を迎えに行かないと、とその場を立ち去る牧くん。

ままま牧くん、そういう…そういうアレで来たか…!

牧くんのその態度のせいで、はるたんが牧くんに片想いをしていて、公開告白を失敗したという誤解が生まれます。

はるたん「俺はちゃんとしなきゃと思ったから言っただけで!」

ちゃんとしなきゃと思ったんだ…
冷静に考えたらドえらい勇気だ。
はるたん…いい子なんだよなぁ…

しかし誰も聞いてくれず、なぜか励まされてしまうはるたん。
主任だけが意味深な視線を送ってきます。
部長は部長室で静かに泣いています…。

春田家で、夕食を食べるふたり。


はるたん「いったいどういうことだよ?
     俺なんか余計なこと言った?」
牧くん「隠されるのは嫌だって言いましたけど
    だからってあえてみんなの前でさらさなくたってなって…」
はるたん「その差が全然分かんねぇわ」

はるたんの性格では、0か100なんだろうね。男子高校生か!

その時、マヨネーズを取りに行こうと席を立った牧くんが倒れます。
驚いて駆け寄るはるたん。

おおお予告で心臓が冷えたシーンがこんな冒頭で!

はるたん(神様、カミングアウトはいったん取り下げてもよろしいでしょうか)

牧くんの部屋で、横になっている牧くんに冷えピタを貼ってあげるはるたん。


牧くん「ただの風邪です」
はるたん「無理すんなよ。おかゆとか作ろっか?」
牧くん「作れないでしょ」


両手で牧くんの顔をぎゅーっておにぎりするはるたん。
ヘヘッと笑って部屋を出ていきます。

これアドリブかなぁ~
めっちゃかわいいやり取り~

そしてなにげに牧くんの部屋初登場じゃない?資料ゲット…っと。

おかゆに取り組むはるたんへ、部長からLINEが届きます。
今日のカミングアウトに驚いたこと、男だからフラれたと思っていたのに相手が牧くんだったこと、まだ自分の魅力を伝え切れていないと思ったこと、打倒牧くん宣言!という内容でした。

おかゆを作るはるたんですが、卵を割るのを失敗したり、鍋を吹かせてしまったりと、てんやわんや格闘しています。

牧牧牧牧牧牧~っと牧くんの部屋に鍋を運んできますが…

この名前連呼してるのほんとうるさいしうざいしかわいい:;

はるたん「お粥作ったのにさ、おもちになっちゃった」
牧くん「なんで? もち米使ったんですか? 嘘でしょ…」
はるたん「食べないよね。俺食うわ…」
牧くん「食べる食べる」


餅を食べるはるたんから箸を奪って、食べてあげる牧くんですが、食べにくそうです。

お も ち !

かわいいかよ。

おもちになっちゃった、って字幕にはそう書いてあったけど、「なっちった」の響きだったからね。
無自覚あざとい~~!

そして失敗作もちゃんと食べてあげる牧くんが優しいし、ナチュラルにはるたんが使った箸をそのまま使うところにふたりの距離感の近さを感じて腐女子は静かに興奮した。

部長宅では、蝶子さんが荷造りを完了させました。
蝶子さんが出ていく挨拶をしているのに、はるたんへ送ったメッセージについて悩んでいて心ここにあらずな部長。
くよくよしている部長を見かねて、相談に乗る蝶子さん。


蝶子さん「作戦立てるわよ!」

その頃わんだほうではちずが、はるたんへの想いに今更気付いて悩んでいます

ライバル行動開始

翌日、会社を休む牧くん。


主任「お前に牧を守るのは無理なんだよ」
はるたん「守るって風邪ですからね」

おお…予告トラップがここにも…
意外とあっさり使われてたセリフだったw

部長に呼ばれるはるたん。
午後からの牧くんが担当だった内覧を任されます。

屋上で昼ごはんを食べているはるたんのところへマロ登場。


マロ「片思いってつらいっすよね」
はるたん「どっちかっていうと向こうからの流れだったんだけど?」

強がらなくていいと、話を聞いてもらえません。

マロ「ハードルの高い恋愛って燃えるけどむずいっすよね」
はるたん「ちずだろ?」
マロ「蝶子さんです。俺史上空前の蝶子ブーム来てんすよ」

びっくりなはるたん。

マロ蝶フラグ立ったのー!?!?!?!

正直マロには武川主任スピンオフの相手候補として残っててもらいたい気もするし、ちずのお相手としてもわりといいんじゃないかとも思うし…汎用性の高いキャラ、それがマロ。

その頃、休んでる牧くんのところに主任がお見舞いに訪れます。
多すぎる差し入れ持参で、牧くんが好きなみかんゼリーもいっぱい!
呆れ気味な牧くん。

主任「どうなんだ、熱は」

そう言って、自分のおでこを牧くんにくっつけようとします。
それを拒否する牧くん。

牧くん「やめろよ、政宗!」

主任を突き飛ばします。

政宗って呼んでた!

何だろう、何かこのふたり、妙に生々しくて見てらんないw
元恋人っていう設定の上に、ふたりの演技がうますぎるのか昔深い関係にあった感がすごい…ッ
ふとした瞬間に滲み出てるよお…

牧くん「何しに来たんですか」
主任「何で否定したんだ?
   お前等付き合ってんだろ」
牧くん「…このまま本当に付き合って春田さんは本当に幸せなのかなって」
主任「ハッ、何だそれ。
   自分の幸せより相手の幸せか」

何か言いたげな目で牧くんを見つめます。

主任「じゃあな。お大事に」

帰っていく主任。

主任…どういう気持ちなんだろう。
何かちょっと、負けを認めつつある表情に見えたなぁ。

はるたんのカミングアウトを牧くんが否定したのは、はるたんを想ってのことだったと知って、適わないかもしれないって感じたのかな。

はるたんより長く深く付き合ってたんだから、主任は牧くんのことよく知ってるし、理解もできるだろうしね…。

牧くんの代理で引き受けた内覧に備えて、はやめに物件に到着するはるたん。
どうやらいつも自分が担当している案件より高級な物件のようです。
ドアを開けると、エプロン着た部長が待ち構えていました。

部長「おかえりー♡ なんちゃって」

部長の起死回生作戦来るで…!

蝶子さんとの作戦を思い出してる部長。
部長の強みについて話し合うふたり。
行動力、包容力、経済力…。

“家庭的”と、左手のひらに書いてあります。

部長「黒澤武蔵、りんご剥きまーす!」

視線ははるたんのまま、おもむろにりんご剥き出す部長。
はるたんパチクリ…。

また、右の手のひらには“大人の色気”の文字。
お風呂の造りを見ているはるたんに、バスタブに二人で入れるか試してみようって言いながら迫ります。

部長「シミュレーションだよぉ~」
はるたん「いやおかしいですって」

ここ田中さん本当に笑っちゃってると思うんだけどw

バスタブの中で向かい合って、話し始める部長。

部長「どうしても納得できないんだよ。
   なんで牧はよくて俺はダメなのかって。
   一度は諦めようと思った。
   叶わぬ恋だったんだって。
   でも、相手が牧なんだもん 男なんだもん。
   そんなの、そりゃ火ついちゃうでしょ!」

部長もほんと一途だよね…。

個人的な推しを覗けば、はるたんのことほんとに愛してくれるのは部長な気がするよw

そして牧くんのことをほんとに愛してくれるのは主任かもしれないんだなぁ…。

部長「二番目の男でいいです」
はるたん「いえいえ部長、ダメです」
部長「待ってます」
はるたん「待たれても困ります」

お客さんが来て、話はそこまでになります。

二番目て!

それを即座に、ダメです、って真面目に言うはるたんに真摯さを感じてしまった…。
はるたんはいろいろダメ男だけど、浮気とかそういう倫理的な部分はちゃんとしてそうだなあ。

スーパーの前で牧とちずが遭遇。
風邪で休んでるのに、夕飯の買い出しに来てた牧くん。

ちず「今日ぐらい春田に作らせなよ~。
   完璧だね、牧くんって」
牧くん「買いかぶりすぎですよ。
    俺なんて欠陥だらけですから

欠陥…!
ここで欠点じゃなく、欠陥という言葉を選んだ牧くんにモンペは涙が止まりません。

欠点っていうのは短所みたいなもので、人によっては気にならなかったり、程度としてはたいした問題じゃないような時に使われる言葉。

欠陥というのは、そもそもの構造上の問題で、根本的な部分に重大な影響を与えかねない場合に使われるという印象があります。

欠陥て:;

牧くーん:;

ちずの言うようにほんとに何でもできるのに、自己評価が低すぎる…。

ちず「ねえ牧くん。私春田に告白してもいい?」
牧くん「えっ……?」

邪魔するつもりはない。ただの自己満で、自分がすっきりしたいだけだと話すちず。

ちず~~~~
悪気がないのは分かるけどっけどっ

ちずの存在がどれだけ牧くんを揺さぶってるのか、分からないんだろうな…。

牧くん「はい。俺は大丈夫ですよ、全然」
ちず「やっぱ完璧だよ牧くん」

切ない表情でちずの背中を見送る牧くん。

ここの表情~~~~

天才か~~~~北島マヤか~~~~~

部長に、車で家まで送ってもらうはるたん。
はるたんが車から降りた後、腕に書いてある“情熱”という文字を見つめる部長。
窓からはるたんを呼び止めて、ブレーキサインを5回点滅させる。

はるたん「さようなら」
部長「アイシテルだよ!」

住宅街の灯りがハートに…。

部長ぐいぐい来ますね。
この、アイシテルだよ!って言われた後のはるたんのなんとも言えないポカン顔めっちゃかわいいんだが…。

わんだほうでは、マロと蝶子さんがカウンターにいます。
部長からの報告を読むのに忙しい蝶子さん。

マロ「何をしたら俺に振り向いてくれるんですか?」
蝶子さん「悪いけど、私子供には興味ないから」

むっとするマロ。

マロ「部長の応援なんかしちゃって、それって惨めじゃないですか?」
蝶子さん「あんたに何が分かんのよ」
マロ「部長のことは俺が忘れさせますから」

マロもぐいぐいくるな!
っていうかマロの言うことはいつも核心を突いてるからこそ腹立つんだよな。
何気に鋭いマロ。

はるたんが帰ってきたらごはんもできてるし洗濯物も畳まれてる。
牧くんの部屋を覗くと、読書中。

はるたん「っつうかお前寝てなきゃダメだろ。
     ごはんなんか作んなくていいって」
牧くん「『牧ぃ~! 俺の飯どうすればいい?』って言われそうな気がして」
はるたん「そこまでひどくねえわ」
牧くん「冷蔵庫にチキンサラダ入ってます」
はるたん「さんきゅう~~~(変な顔で)」
牧くん「ふふっ」

ああ…こんな日常が毎日続けばいいのに…
と思わざるをえないほど、不穏な気配がひしひし迫っているのを感じる…。

ていうか牧くんによるはるたんのモノマネがひどいwアホの子wでも似てるから笑っちゃうw

牧くん、この後のちょっと何か考えてるような表情。
はるたんがチキンサラダ取る時に冷蔵庫覗いたら、中身について何か突っ込まれるかなと思い当たった…ような顔?

冷蔵庫にいっぱいの差し入れに気付くはるたん。

はるたん「今日誰かきたの?
誰?ちず?」
牧くん「自分で買ったんです」
はるたん「普通こんな買い方しない――」

強引にキスされる。

oh!!

黙らせキスだったのか!!

っていうかキスの衝撃がすごすぎてしばらくなにも考えられなかったけど、3回目見たぐらいにふと「黙らせキスって難易度高くない?」って思い当たって…

付き合いたてのほやほやの状態で繰り出す技じゃなくない?って…

これはもう…ふたりの間で何かしらの進展がいつの間にかあったということで間違いないのでは…?と思いましたね。

はるたん「なんだよ!?」
牧くん「なんかもううるせえなって思って」

混乱しながら慌てて席について食べ始めるはるたん。
あまりに動揺してかき込む姿を見てる牧くん。

牧くん「すいませんでした」
はるたん「いいえ、いいですよ。別にもう…」

いいんかーい!!!!

ほら、やっぱり何かあったってこのふたり!いつの間に!!

部長がまたぐいぐいきて困ってるという話。
牧くんも、武川さんがぐいぐいきてると報告。

はるたん「やっぱり言うべきじゃなかったか……はあ」
牧くん「春田さんは本当に俺でいいんですか。相手が俺で」
はるたん「いや……いいよそれは」
牧くん「じゃあ次の休みうちの親に会ってくれませんか」

むせるはるたん。

はるたん「急だな!え、何で!?」
牧くん「なんでって付き合ってたら普通親に紹介するじゃないですか」
はるたん「俺どういう体でいくの?
     息子さんを僕にくださいとかいう感じ?」
牧くん「バカじゃないですか」
はるたん「でもさ、急にこんなのが行ってご両親腰抜かしたりしないかな」
牧くん「大丈夫ですよ、別に春田さんが初めてなわけじゃないし(ちょっと煽るように)」
はるたん「…はい(ふてくされて)」
牧くん「あれ?気になる?」
はるたん「えっ、なんないし?」
牧くん「気になってんじゃん」
はるたん「ちっ」

はるたんが嫉妬する日が来るなんて:;

よかったね~~~~牧くーん:;

この時、どうして突然実家に挨拶なんて言い出したのか分からなくて、すごい怖かったんだよね。
ちずのはるたんへの告白カウントダウンが始まった今、牧くんが何を考えてるのかよく分からなくて…。

やり取りはかわいいんだけど、不穏な気配がひしひし迫ってきててもうずっと怖い。

 

運命が動く日

牧家。
お父さんにめちゃくちゃ怒鳴られるふたり。

はるたん(いやいや話が違うじゃん、何だよこの空気!)

牧父「認められるわけないだろう!」
牧くん「お父さんには言ってなかったけど、俺は、男性が好きなんです」

はるたん(今初カミングアウトなの!?)

お母さんはウエルカムな感じで、夕食を食べていくことになるふたり。

夕食はからあげ!
牧母、牧妹のそら、牧くん、はるたんの4人、お父さん以外で食卓を囲む。

そら「イケメンじゃん、今度の彼氏!」
牧くん「今度のって言うな」

そらにでれでれしてるはるたん。

そら「今回は本気なんだね。
   お父さんがうちにいる時につれてきたの初めてじゃん」

牧父がお風呂に行ったから背中を流して来たら、と勧められるはるたん。
絶対タイミング違うでしょ、と言いながらも行ってみたらやっぱりめちゃくちゃ怒られるはるたん。

牧くん、お父さんには言ってなかったけど、母と妹の前では彼氏連れてくるぐらいのことはあったんだ…わりとオープンないい家族だった…。

牧くんが実家暮らしなくせに料理できたこととか、自己評価が地中に埋没してることとかから鑑みて、絶対実家厳しいしもしかしたら牧母は何らかの理由で不在なのかもとか思ってたからモンペちょっと安心。

帰り道。

牧くん「なんかすいませんでした」
はるたん「いやいやいや。
     飯うまかったしさ。
     牧の作る飯と全く同じ味するからびっくりしたんだけど!」
牧くん「結局俺、自分が安心したかっただけですね」
はるたん「だからいいってば。
     俺だって牧の家族ともっと仲良くなりたいもん」

そらがかわいくて、ほんとに好きになっちゃうかもと言い出すはるたんの膝裏を蹴る牧くん。

牧くん、ちずがはるたんに告白するって知って、焦ったうえでの行動だったのかな?

なんかもうちずが告白するって知った時点でいろいろ諦め気味に見えたから、もしかして最後の思い出作りとか、はるたんに男同士の恋愛の難しさを知らしめるため、とかそういうので実家に連れていったのかと思っちゃったけど…。

このセリフを素直に受け止めれば、両親に挨拶してもらって、公認の仲になっておきたかったっていう理解でいいのかな。

この段階ではまだ、はるたんをちずに譲るとかそういう発想はしてない…:;?

その時、ちずから呼び出しがかかるはるたん。
牧くんは何かを悟った顔で先に帰ることに。
少し長く、はるたんを見送る牧くん。

はるたん「?」

あーーーー切ない切ない切ない…:;
ちずの呼び出しの目的を知ってるからこその、このちょっと長いお見送りですよ…。
まるではるたんの背中を目に焼き付けておこうとしてるような視線がつらい:;

っていうか!
牧くんはちずとスーパーの帰りに会ったこととか、ちずがはるたんを好きって自覚したこととか、それらもひっくるめて、はるたんの前でちずの話なーんにもしないんだよね:;

めっちゃいい子:;

明らかに自分の位置を脅かす存在なのに、そんなちずに対して、もしくははるたんに対しても、何のけん制も根回しもしない:;

牧くんが家に帰ったら鍵が開いてて、警戒しながら入ったら、春田母がはんこを取りに帰ってきている。
はるたんとは会っていかないという春田母。

春田母「だらしないから腹が立っちゃって。
    一人息子だから甘やかしすぎたのかな。
    ほんとにこのままだと結婚できないと思わない?」
牧くん「まあそうですね」

微妙な愛想笑いで返す牧くん。

春田母「あたしだっていつまで元気でいられるかわかんないし、
    孫の顔だって見たいじゃない。
    はやくちずちゃんとくっついてくれたらいいのに。
    小さいころからずっと『ちず、ちず』って言ってたのよ」

思わぬところに地雷源!!!!!

春田母~~~~~!!

予告にも出てなかったじゃ~~~~~ん!!!!

どうしてそんな突然ひょっこりあらわれてとんでもねぇ地雷設置していくのお~~~~~!?!?!

むしろこっち踏んでないのにばんばん爆発するから、
これもう地雷じゃなくて爆撃だよ~~~~~!!

春田母「あなたがいたら安心だわ。ずっと創一の友達でいてね」

そう言ってまた出ていく春田母。

切ない切ない切ない…
これめっちゃ…切ないやつ…


親が孫を待ってる、親公認の異性の幼なじみ、良い友達でいてね発言…

これBLにおいて親が絡んできた時にめっちゃくちゃつらい話題TOP3や…。

見送った牧くんの目が潤んでいる。
しかし、春田母がストールを忘れたことに気付き、追いかける牧くん。

この牧くんの表情な…
この春田母のボディーブローはじわじわ効いたに違いない…。

買い出しの途中、何か話があったのかとちずに尋ねるはるたん。
ちずは、むかつくし、負けた気がして悔しいと言いつつ。

ちず「好き。春田のことが好きなんだってば」
ちず「全然タイプじゃないし、どっちかっていうと嫌いって思うことも多いんだけど、好きだったみたい」
はるたん「マジか……」
ちず「別にもう付き合ってほしいとはそういうんじゃないから。単に言いたかっただけ」

そこへ、春田母を探しに来た牧くんが偶然ふたりを見つけてしまいます。

はるたん「いつから?」
ちず「そういうのいいから」
はるたん「いやだってお前さ、えっ?えっ!?えっ……いやそんなの俺だってさあ」
ちず「はい、おしまい。鈍感ボーイはさっさと愛の巣に帰って!牧くん待ってるよ」
そのまま行こうとするちずの腕を掴んで振り向かせると、泣いている。

ちず「違う、花粉症だから」
泣いてるちずを、呆然とした表情で抱き締めるはるたん。
そっとその場を離れる牧くん。

ここ3人とも切ない…。


はるたんがちずを抱き締めた時、春田~~~~~そういうところ~~~~~^^メ!!って牧モンペはキレそうになったけど、はるたんの表情見たら、その怒りも鎮火した…。

何か本当にどうしたらいいのか分からない、どうしよう、っていう半泣きの顔なんだよね、はるたん:;

はるたんがちずに対して抱いてるのがどういう種類かははっきり分からないけど、幼なじみでずっとそばにいて、そりゃ大切じゃないわけないよね。

言ってしまったら、牧くんなんかよりずっと長い付き合いだし、ちずにはほんと何でも話してるから、今までもそうだったんだろうな。

恋愛感情の有無は置いといて、もっと深い、兄妹とか家族に近い感覚があるのかも。

そんなちずがこんな風に泣いてて、しかもその理由が自分だから、はるたんはたまらないよね…:;

ここで抱き締めちゃったのは、『ちずの好きな春田』としてじゃなく、『幼なじみの春田』として、泣いてるちずのことが放っておけなかったのかなと想像。

ここでちずとはるたんにどういう会話があったんだろう。最終話で描かれるかな?

はるたんが帰ってくると、牧がリビングに座ってる。
おもむろに家事の小言をキレ気味にまくしたてたかと思うと、「まあいいや」と呟く牧くん。

牧くん:;

ここ、わざとケンカするために小言言ってるのかと思ったけど、もしかしたら、もう出ていくことを決意してるから、ひとりになるはるたんのために最後のダメ出ししたのかなと思ったら涙腺崩壊:;

そこからの「まあいいや」だったら、(どうせ何言っても変わんないし)だったり、(ちずさんがやるだろうし)とかの意味が込められてたとしたら~~~~ああ~~~:;

はるたん「えっ?何で怒ってるの?わんだほう行ったから?」
牧くん「違います」
はるたん「じゃあなんだよ、言ってくんなきゃわかんねぇよ!」

いつもと様子の違う牧くんに焦ったのか、はるたんの口調もきつくなります。

はるたん、こういう牧くんの心の動きに敏感だよね。
いつものただの不機嫌じゃないことに気付いて、珍しくすぐキレ返してる…。

牧くん「結局幸せじゃないんですよ、俺。
    春田さんと一緒にいても苦しいことばっかりです。
    ずっと……苦しいです」
はるたん「えっ?どうした?」

驚いて、牧くんのそばに寄って、俯いているのを覗き込みます。

この~~~「えっ?どうした?」が優しくて~~~~~
子供に向かって言うみたいな声のトーンで、本当に牧くんのこと大切なんだなって分かるからこそこの後の展開がつらい。

すっかり泣き出してしまっている牧くん。

牧くん「別れましょう」
はるたん「えっ…?別れるってなんだよ」
牧くん「もう俺春田さんのこと好きじゃないです」
はるたん「何だよ急にワケわかんねぇよ。
     …俺これから家事も手伝うしさ、
     牧のお父さんにも認めてもらうように努力するから!ねえ!」

別れましょうって、言うって決めてたのになかなか言葉に出せない感じが…めちゃくちゃ切ない…。


はるたんの、「俺これから家事も~」の前も、何か考えて、(きっと牧は俺のだらしないところが嫌なんだ、いつものだ)って自分に言い聞かせるみたいに、うんうんって頷いて別れの気配を振り払おうとするところも…話しながらどんどん涙声になっていくのも、すごい…胸が痛い~…。

俯いたまま、首を横に振る牧くん。

牧くん「忘れてください、俺のことなんか。
    俺のことは忘れてください」
はるたん「ワケわかんねぇよ、なあ!」

牧くんの肩を掴んで揺さぶるけど、突き飛ばされてしまいます。

牧くん「俺は、春田さんのことなんか好きじゃない」

そう言って、泣き続ける牧くん。

すごい…こんな…こんなに台詞と正反対の感情が伝わってくる演技初めて見た:;

牧くんの全身が、春田さんのことが大好きですって叫んでる…。

牧くん「今まで、ありがとうございました」

突き飛ばされて転がったまま、呆然としてるはるたん。
涙がじわじわと溢れます。

はるたん(牧は翌日荷物をまとめて家を出て行った)

はぁすごい…
短いシーンなのに、いつの間にかふたりが本当にお互いのこと深く想い合うようになってたことがすごく伝わってくるやり取りだった…。

「好きじゃない」ってつらい言葉だね。
「嫌い」って言われるよりダメージが大きい気がする…。

一年後、桜並木の景色。

はるたん(それから一年の月日が経った)

ちょっと待って。

そんな雑に「一年後」を使わないでくれ。

朝食の用意をしてる誰かの手元。朝食は二人分。

ちょっと待って、誰!誰かいる!!誰!!

キッチンで振り向いたのは部長!
微笑み合うふたり。

部長「おはようはるたん」

はるたん(なぜか俺は部長と同棲している)

っはぁ~~~~~~~~~~!?!?!?!?!?!?!?

ちょっと待って、腐女子その展開は履修してなかった。

そして何か分からんけど今春田への怒りが最高潮に達した。

 

次回予告

公開プロポーズする部長

部長相変わらず突っ走ってんなぁw
フラッシュモブみたいなことしてるけど…

上海に転勤することになるらしいはるたん

おお…
最終回にふさわしいビッグイベント。

牧くん「本当に好きな人には幸せになってほしいじゃないですか」

だから!

牧モンペは牧くんに幸せになってほしいって言ってるじゃないか!!!!

 

6話総評

演技がうますぎる。

すみません、ドラマの感想というより役者さんってすげぇな~という方向に感想が振り切ってしまった。

このネタバレ感想を書くために、最低3回は見るんですが、回数を重ねるたびに役者さんたちの細かい動きや表情に気付けることがあって、もう本当に、すっげぇな~…とため息しか出ません…。

役者さんたちが、本当に春田と牧くんとして今この時を生きてる…って思わせてくれる演技力、すごい。

私、おっさんずラブが始まる前は、ま~た腐女子を食い物にしようと思いやがって…と斜に構えてたし、だからこそ「厳しい目で見た」というタイトルをつけたんですが、どれだけ頑張って厳しい目で見ようとしても、役者さんも脚本も演出も音楽も、何もかもが最高すぎて、土下座で感謝するしかできません…。

もはや腐女子としての萌えとか、男同士のラブシーンが見れるってよ!という軽いミーハーな気持ちは消え失せ(嘘です、ちょっとはあります、いやかなりありますけど)、
何とかして全員幸せにな゛っ゛て゛く゛れ゛!!という想いでいっぱいです:;

どれだけやきもきしても、次が最終回…。

嘘でしょ、嘘って言って!

万が一牧くんが幸せにならなかった場合、胸が痛すぎてどうにかなってしまいそうなので、心臓が止まらないように祈るばかりです。

そんで、最終回の最後に、劇場版決定!デデン!!っていう特報があるんでしょ、知ってる。